今年1月、図書館に隣接する公園で
初めて見たヤドリギ(1月21日掲載)
樹木が生い茂っている時期は
分かりづらかったけれど
すっかり葉っぱが落ちた今
ヤドリギだけが青々と元気で
赤い実をつけている
冬でも緑を保つ常緑植物
ヨーロッパの特に寒い地方では
生命力の象徴として信じられ
クリスマスになると
玄関や窓辺、天井に吊るしたり
クリスマスアレンジに取り入れ
この吊るしたヤドリギの下を通ると
不死の力を得るという伝説も…
ただ、
他の樹木に根を差し込んで
水や栄養を横取りする寄生植物
…ということを考えると
宿主の木はお気の毒
そんな複雑な思いを抱きながら
艶々の真っ赤な実を見上げていた