8月、
4号館前のミズナラの木に
まだ青いドングリを見つけた時は
子供みたいに嬉しかった
ハッと気付けば
もう木から落ちていて
「きららちゃんにおみやげ」と
ポケットにしまい込んだ
じゃれたり、転がしたり、
そういう光景を期待したけれど
「・・・・・」
32年前の3月、
甲府から札幌への引っ越しの朝
冷蔵庫の下から沢山のドングリが
出て来てビックリ ❢
その半年前に我が家に紛れ込んだ
子猫が喜ぶので
よくドングリ拾いに行っていた
近所の武田神社だったろうか…
コロコロ追い掛けた
ドングリの行き先が
冷蔵庫の下だったのだ
次の札幌の社宅はアパート形式
猫は飼えないとのことで
名古屋の姉が育ててくれることに…
確か、その一週間ぐらい前に
JRで名古屋に連れて行ったばかり
冷蔵庫の下から出て来たドングリに
笑うわ、泣くわ…
何とも複雑な思いが交錯し
翌年の1月だったか…
姉宅に遊びに行った時
「社宅の人がウルサくなさそうなら
札幌に連れて帰れば…」
との姉の言葉で急展開
翌日、飛行機に乗ったのが
先代猫ビビちゃん(=^・^=)
その飛行機の出発がかなり遅れ
札幌の社宅に着いたのは
姉宅を出てから8~9時間後
タクシーを途中で止めて貰い
猫砂とフードを調達して帰宅
大急ぎで段ボールに砂を入れたら
ビビちゃん飛び込み
出るわ、出るわ…
そんなこんなを
今、想い出している (=^・^=)